NMNサプリで若返り!?効果なしって本当?堀江貴文も愛用?

若返り、アンチエイジングは永遠のテーマですよね。

私も40歳を過ぎた頃から、かなり意識するようになりました。

NMN(ニコチンアミドナノヌクレオチド)というサプリメントについて最近知りました。ホリエモンこと堀江貴文さんのユーチューブ動画がきっかけでした。

今、すごく気になっているNMNサプリについてまとめてみることにしました。

特に気になっているのは、

「NMNサプリで本当に若返るの?」

「本当は効果なんて無いんじゃないの?」

という点です。

順に見ていきましょう.



効果なしって本当!?NMNで若返りはあり得る?

NMNサプリに本当に若返り効果があるかどうかについては、堀江貴文さん動画の中ではっきり言っていました。

マウスの実験では効果が確かめられているけれど、人間ではまだ実証されていない、と。

だから、NMNサプリには効果が無いというよりは、効果があるとは今の段階でははっきり言いきれないという感じなんだと思いますね。

そもそも若返り効果って何?

若返りとかアンチエイジングとか言うけれど、そもそもサプリメントに期待できる効果って何があるんでしょうか。

この点を簡単におさらいしておきましょう。

よく聞くキーワードに「抗酸化作用」というのがあります。これはアンチエイジング用のサプリだとか、エイジングケア用の化粧品なんかでも使わる言葉です。

酸化というのは、肌だったり、体だったりが老化することとほぼ同義です。

なので、この酸化に対抗できる働きである「抗酸化作用」というのは、老いに抵抗する働きと言い換えることができるでしょう。

抗酸化作用を持つ成分としてはレモンやブロッコリーに含まれるビタミンCや、緑茶に含まれるカテキンなどが有名ですよね。緑茶からカテキンをとるならお茶の産地から高品質な抹茶を取り寄せるのもよいでしょう。愛知県西尾市は抹茶に使われる甜茶(てんちゃ)の産地として最近注目されていますよね。>>西尾の抹茶【通販】おすすめ粉末(パウダー)とスイーツは?

反対に酸化(老化)を進めてしまう要因としては、肌に対する紫外線による日焼けや、激しい運動によって体内で作られる活性酸素などがあります。

他にも若返りの効果と呼ばれるものとしては、本来なら加齢によって低下するはずの能力が、そのまま維持できたり、低下の速度を緩められたりする作用があります。

例えば、歳をとると代謝が落ちで太りやすくなる、とよく言われますよね。もし歳をとっても代謝が落ちずに太りにく人がいたとすれば、その人は若返りやアンチエイジングに成功している人だといえるでしょう。

代謝が落ちる理由としては、エネルギーを消費する筋肉の量が年齢とともに減少することが挙げられます。

もし、年齢を重ねても筋肉量が減らずに済むとしたら、これも広い意味での若返り効果といえるでしょう。

その意味では、筋肉量を増やす筋トレなどの運動や、筋肉の合成を促すプロテイン(タンパク質)やEAA(必須アミノ酸)なども、間接的にであれ若返りやアンチエイジングに貢献しているといえます。

この他にも、加齢によって骨がもろくなる、加齢によって目の機能が低下する、とよく言われますよね。歳をとっても骨が強く視力がしっかりしていればその人は実年齢に比べて若いことになるでしょう。

NMNは自然の食品としては枝豆やアボカドに多く含まれ、肉や魚にはあまり含まれていないでそうです。NMNに本当に若返り効果やアンチエイジング効果があるのだとしたら、上に挙げた効果のいずれかを持っているか、あるいは複数の効果を合わせ持っているのでなければなりません。

マウスの実験で判明!NMNの若返り効果とは?

現在、NMNサプリの効果に関する研究を主導しているのは今井眞一郎教授という方です。

今井教授は米国の学術誌である「セル・メタボリズム(Cell Metabolism)」にNMNの効果に関する論文を発表しています。

今井教授らは、

  • 体重1キロあたりNMNを100mg/日投与するマウス
  • 体重1キロあたりNMNを300mg/日投与するマウス

の2つのグループに分けて、1年間NMNを与え続けました。

その結果、いくつかの効果が確認できたそうです。

老化しても体重が増えない…代謝がアップ!?

マウスも人間と同じで歳をとると代謝が下がり、ちょうど中年男性のメタボのように脂肪を蓄えやすくなります。

ところがNMNを飲み続けたマウスたちは体重が増えませんでした。

増えないどころか、100m摂取したグループで4%、300m摂取したグループで9%もの体重減が認められたそうです。9%の体重減というのはかなりのもので、体重70kgの男性に換算すると約6kgに相当するそうです。

6kgも体重を減らすのはかなり大変ですよね。摂取カロリーや運動量などその他の要因に違いはないので、この体重減は代謝のアップが原因だと考えられます。

つまり、NMNを与えられたマウスは本来なら加齢によって代謝が低下するはずなのに、逆に代謝が向上していた。つまり、若々しいコンディションを保っていたということができるのです。

目の機能が保たれ、骨も強い!

年老いたマウスは目の網膜に炎症が起きて目の機能が低下するそうです。

NMNを飲み続けたマウスではこの炎症が無くなり、網膜の視細胞の機能が向上していたそうです。また加齢によって減る涙の量も、NMNを与えられたマウスの方が多かったそうです。

さらに、NMNを与えられたマウスは骨密度が高く、骨も丈夫だそうです。

このように、人間ではなく、あくまでもマウスによる実験ではありますが、NMNには若返りやアンチエイジングを期待できる効果が認められました。

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イケハヤ大学が薬機法違反を指摘されている理由は?

ところで皆さんは、インフルエンサーのイケハヤさんをご存知ですか?

もともとブロガーをされている方で、「まだ東京で消耗してるの?」などの刺激的な言葉で、WEBを活用した新しい働き方を提案しています。

現在は主戦場をユーチューブに移して情報発信を続けています。自分自身も地方の山奥に移り住んでWEBの収入で生きているという徹底ぶりに、常々すごい人だなと思っていました。

で、そのイケハヤさんが、NMNサプリをめぐって薬機法違反を指摘されて炎上しているようです。

きっかけとなったのは、2020年10月10日に公開されたユーチューブ動画「【堀江さんすみません】国内最安のNMNサプリを作ってます」です。その後、11月に入って自身が手掛けるNMNサプリ商品の販売を開始したことで、「薬機法違反!」の声が相次いだという事情のようですね。

私自身、2020年10月10日のイケハヤさんの動画は拝見しており、その時はとくに問題のある内容だとは思いませんでした。私の記憶の範囲では、イケハヤさんも堀江さんと同様に、「マウスの実験で効果が見られたが、人間では証明されていない」ということをはっきりと述べていたと思います。

堀江さんに比べ、イケハヤさんがことさらに若返り効果を強調していたとは、私は感じませんでしたね。事実ベースで話しをまとめているという印象でした。

ただ、炎上騒動を経てあらためて考えてみると、なぜ堀江さんは叩かれずに、イケハヤさんだけが叩かれるのかの理由は何となく分かります。

ひとことで言うと、イケハヤさんの方が商売っ気が強いのです。

  • 自社製品販売のめどがついてから動画を撮影していた
  • ということは、NMNに関する動画は販売戦略の一環だったと思われる
  • 「NMNは高い」という主張(それ自体は事実)をしていたが、これも自社商品の安さを強調する狙いだったと受け取れる
  • 実際「国内最安」という売り込み感の強いキャッチフレーズを使っている
  • SNSで売れ行きが好調なことを伝え、メール登録を促している

これらは全て、自社商品を販売するための一連の販売戦略のように見えます。それ自体は悪いことではなく、WEBにおける典型的なセールスを行っているだけでしょう。

問題は、イケハヤさんが本当に薬機法違反をしているのか?です。

個人的に「これはちょっとマズイかも」と思ったのは「国内最安」表記ですね。最○○という最大級表現は、プロの広告業の人は避けるそうです。そういう文言が入っていると、それ以外の部分についても「何か違反をしているのではないか?」と疑いの目を向けられ、細かくチェックされると聞いたことがあります。

あとは、「若返る効果がある」旨を述べていたかどうがです。私の記憶では動画内ではなかったように思いますが、すべての言葉をチェックしたわけではないので断定はできません。もし、商品を購入できるリンクを貼った上で効果効能を述べていたら黒ということになるでしょう。

堀江さんは、効果効能を明言しておらず、商品購入へのリンクもなく、「最安値」といった表現が無いのはもちろんのこと、視聴者に購入を促すようなセールスをしていません。

一方のイケハヤさんは、(私の記憶では)効果効能は明言していなかったと思いますが、堀江さんに比べてセールス色が強いですよね。

とはいえ最安値表現などツッコミどころはあるものの、一般的なサプリ販売に比べてそこまで悪質なことはしていない気がしますね。

ただ、イケハヤさんの場合は次の要素が加わります。

  1. 金額が大きい(既に数百万円の売り上げ!?)
  2. インフルエンサーとして社会的な影響力が大きい
  3. 売上げ報告がこれ見よがしで何か気に障るw

これらは他のサプリ販売業者にはないものです。

イケハヤさんの場合、違反を指摘する側、叩く側に、インセンティブが生まれやすいんですよ。これが大きいと思いますね。

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100万円分必要!?堀江貴文氏も愛用するNMNサプリメント

私は、NMNサプリメントの存在を堀江貴文氏のユーチューブ動画によって知りました。

その動画の中でとても印象的なエピソードが語られていました。

NMNサプリというのはかなり高額なものなのですが、人間に必要な量を換算すると、月間で100万円分近くの量を摂取する必要があるそうです。

この100万円分というのがごれくらいの量なのかは分かりません。

NMNは脳の視床下部で働く

堀江貴文氏は今井眞一郎教授と対談も行っているんですね。その中の説明がとても分かりやすいです。

『サーチュイン(長寿遺伝子)の中で一番メジャーなSIRT1(サーティワン)を脳内で強めたマウスを作ったら、長寿だけでなく老化が著しく遅れました。その時に脳の中でどの神経細胞が活発な動きをしているのかを調べたら、視床下部だった。さらに興味深かったのは、視床下部だけでSIRT1の働きを強めたら、人間でいうと50代後半から60代前半だったマウスの活動量が30代くらいになった。』

マウスの実験でNMNによって代謝が向上して太らないという話しがありましたよね。さらに骨密度も高くなるとも言われていました。

なので、NMNには筋肉や骨に働きかけるものかと思っていたのですが、実は違っていました。

筋肉や骨の合成は脳からの指令によって行われます。重要なのはシグナルを送る視床下部の方だったんですね。

NMNが働くのは脳内であって、それが結果的に筋肉や骨にも影響を与えるというわけです。

体脂肪は敵じゃない?小太りくらいが長生きの理由

NMNが視床下部で働くことが分かりましたが、これを支えているのは体脂肪だそうです。

体脂肪にはメタボリックシンドロームのイメージもあって、あまり良いものという気がしませんよね。

でも、NMNの生成には脂肪から分泌される酵素が関係しているそうです。

先ほど、筋肉や骨の強さは結果であって、筋肉や骨にシグナルを送る視床下部が重要だという話しがありましたが、その視床下部の働きを左右するのが体脂肪です。

影響関係を単純化して示すとするなら、

体脂肪→視床下部→筋肉や骨

となるのです。

なので体脂肪というのはあまり敵視するのもよくないようです。

今井教授によれば、とくに病気を持っていない人であればBMI25~26くらいの「小太り」体型の方が、脳の機能を保ち、結果的に筋肉や骨を強く維持するのに適しているそうです。そして、堀江貴文氏はちょうどこれくらいのBMIだというからスゴイですよね。

偶然にも老化防止に適した体型をしており、その上、NMNサプリをかなりの量摂取しているということなので、今後の堀江さんの若返り、アンチエイジングには要注目です。

ちなみに私は堀江さんとほぼ同年代ですが、すでに堀江さんの方がかなり若々しいと思います。この差はこの後もっと開きそうですね……。

NMNサプリは大量摂取が必要なのか?【イケハヤ氏の動画をヒントに】

もしNMNに効果が期待できるのだとしたら、どれくらいの量を摂取する必要があるのでしょうか?

マウスに対しては、体重1Kgに対して100mgと300mgの2パターンで投与していました。

仮にこれをそのまま人間に当てはまるなら、体重70kgの人で7,000mg~21,000mg(7g~21g)ということになります。

比較対象を挙げると、筋トレ愛好家が好んで摂取するプロテインは1回20~30g、BCAAは5gくらいです。

マウス並みに摂取するなら、BCAAよりやや多いか、プロテインよりはちょっと少ない、くらいの量をとる必要があるのでしょうか?

ちなみに、脳に働きかけるサプリメントの摂取量は少量の傾向があり、「頭が良くなる」と話題になったDMAEの摂取量は250mg~くらいです。

国内で販売されているNMNサプリメントの量は(製品によっても異なりますが)1カプセル150mgで1日に1~2カプセル摂取といった例があります。

ということはこの場合、プロテインやBCAAよりもかなり少なく、DMAEくらいの摂取量に近いといえます。

さらに、インフルエンサーのイケハヤ氏もMNMについての動画を公開しており、その中で確か、効果を得るには1gくらいの摂取が必要と言っていたと思います。

1gというのは、国内メーカーが示す摂取量の約3倍強の量になります。これはかなりリアルな数字のような気がします。

1gという量を筋トレ系サプリで例えると、ダルビッシュが使用していることで話題になったHMBは1日3gを3回くらいに分けて摂取するのが一般的です。HMBの1回あたりの摂取量がだいたい1gくらいです。

とりとめのない話しになってしまいましたが、1日に求められるNMNの摂取量に関する説を整理すると次のようになるでしょう。

  1. 国内メーカーが示す量…150~300mg(DMAEの摂取量に近い)
  2. イケハヤ氏が言及した量…1g(HMBの摂取量に近い)
  3. マウス並みに摂取した場合…7~20g(BCAA~プロテインの摂取量に近い)

この内、③についてはあまり現実的ではないでしょう。他の栄養成分の場合もそうですが、マウスの実験と同じ割合で摂取することはまずないからです。

NMNサプリはもともと高額なので、ほとんどの人は①を選択し、一部のお金に余裕のある人が②を選択するというイメージでしょうか。

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